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【体験型/グループワーク説明会】大人の発達障害サポート勉強会
主催:発達障害の自助グループ@はーもにあかふぇ
***この勉強会は令和6年度別府市市民活動支援補助金の助成を受けて行います***
日時および取り扱いテーマ:
**内容は、9月7日、8日の成人発達障害支援学会 大阪大会の研修内容を基におこないます。たとえば、発達障害専門プログラムの中から実践しやすいものを実際にグループワークで体験する予定です。プログラムに必要なCoリーダーの養成も目指します。**◎グループワークができる人数が集まる見込みが立ち次第、体験会の実施に移行します。
実践的スキルトレーニングの一例(詳細版)1 ケーススタディ:複雑なケースのマネジメント- 複数の障害を併せ持つケースの分析
- 多面的アセスメントの実施
- 優先順位の設定と支援計画の立案
- 多職種連携のシミュレーション
- 家族支援の検討
- 長期的な支援vision の策定
説明:このセクションでは、複雑なケースのマネジメントについて、実際のシナリオを用いてグループワークを行います。例えば、ASDとADHD、さらに不安障害を併せ持つ10歳の児童のケースを提示します。グループごとに、多面的なアセスメントを行い、優先順位を設定し、具体的な支援計画を立案してください。その際、多職種連携をどのように行うか、家族支援をどう組み込むか、長期的なvisionをどう描くかについても検討してください。各グループの発表後、全体でディスカッションを行い、様々な視点や方法論について学びを共有します。この演習を通じて、複雑なケースに対する包括的なアプローチ方法を身につけることができるでしょう。 2 ロールプレイ:難しい会話の対応- 診断結果の伝え方
- 支援の必要性に抵抗がある保護者との対話
- チーム内のコンフリクト解決
- 関係機関との連携交渉
- クライアントの自己決定支援
- クレーム対応シミュレーション
説明:ここでは、Coリーダーとして直面する可能性のある難しい会話について、ロールプレイを通じて練習します。参加者をペアに分け、以下のようなシナリオを提供します:診断結果をデリケートに伝える場面、支援の必要性に抵抗がある保護者との対話、チーム内で意見の対立が起きた際の調整、学校や職場など関係機関との連携交渉、クライアントの自己決定を支援する場面、クレームへの対応など。各ペアでロールプレイを行った後、全体でフィードバックを共有します。効果的なコミュニケーション技術、感情管理、問題解決アプローチについて議論し、実践的なスキルを磨きます。 3 個別支援計画の作成演習- アセスメント結果の解釈と統合
- SMART目標の設定
- 具体的な支援方法の選択と根拠
- 短期・中期・長期目標の設定
- 評価計画の立案
- 計画の見直しと修正プロセスの検討
説明:個別支援計画の作成は、Coリーダーの重要なスキルの一つです。この演習では、架空のクライアントのアセスメント結果を提供します。参加者は小グループに分かれ、それぞれのクライアントに対する個別支援計画を作成します。計画には、アセスメント結果の解釈、SMART目標(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)の設定、具体的な支援方法の選択とその根拠、短期・中期・長期目標の設定、評価計画、そして計画の見直しと修正プロセスを含めてください。作成後、各グループが発表を行い、全体でディスカッションを行います。この演習を通じて、エビデンスに基づいた個別化された支援計画の立案スキルを向上させることができます。 4 クライシス管理シミュレーション- 緊急事態の想定(パニック、自傷行為等)
- 即時対応策の検討
- チーム内の役割分担と連携
- 関係機関(医療、警察等)との連携
- 事後のフォローアップ計画
- 再発防止策の立案
講師台本:発達障害支援の現場では、予期せぬ緊急事態に遭遇することがあります。このセクションでは、クライシス管理のシミュレーションを行います。例えば、支援中のクライアントが突然パニックになり自傷行為をし始めたケース、虐待が疑われるケース、緊急入院が必要になったケースなどを想定します。参加者はグループに分かれ、各シナリオについて以下の点を検討します:即時の対応策、チーム内の役割分担と連携方法、必要に応じた関係機関(医療機関、警察など)との連携、事態収拾後のフォローアップ計画、再発防止策。各グループの発表後、全体でディスカッションを行い、様々な視点や対応策について意見を交換します。この演習を通じて、緊急時の冷静な判断力と行動力を養うことができます。 5 プログラム評価とKPI設定ワークショップ- プログラムの目的と成果の明確化
- 適切なKPI(重要業績評価指標)の設定
- データ収集方法の検討
- 評価結果の解釈と活用方法
- 継続的改善のためのPDCAサイクルの設計
- ステークホルダーへの報告方法
説明:プログラムの効果を客観的に評価し、継続的に改善していくことはCoリーダーの重要な役割です。このワークショップでは、発達障害支援プログラムの評価とKPI設定について実践的に学びます。参加者はグループに分かれ、架空のプログラムについて以下の作業を行います:プログラムの目的と期待される成果の明確化、それに基づいた適切なKPIの設定、具体的なデータ収集方法の検討、評価結果の解釈と活用方法の議論、PDCAサイクルの設計、そしてステークホルダーへの効果的な報告方法の検討。各グループの発表後、全体でディスカッションを行い、評価の重要性と実践的な方法について理解を深めます。この演習を通じて、エビデンスに基づいたプログラム運営と継続的改善のスキルを磨くことができます。 |
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1. 2024年10月19日(土)9:30~11:45
説明会:発達障害専門プログラムとは?実際に体験する内容、グループワークについて。ソーシャルスキルトレーニングとは?CESとは?二つの違いについて。COリーダーの役割など。 |
2. 2024年11月16日(土)9:30~11:45
3. 2024年12月21日(土)9:30~11:45
4. 2025年01月18日(土)9:30~11:45
5. 2025年02月15日(土)9:30~11:45
場所:
対面(別府市野口ふれあい交流センター)
参加費:
1. 説明会:無料
2. グループワーク体験会:500円~1000円
お支払い方法:
会場にて
▼▼▼タイムスケジュール▼▼▼
09:20~ 受付、入室開始
09:30~10:20 説明会①
10:20~10:30 10分休憩
10:30~11:20 説明会②
11:20~11:30 質疑応答
11:30~11:40 連絡事項、伝達
(最大11:45 終了)