NPO活動

NPO団体や企業、県民の方などが協働した活動情報を掲載しています。

第3回バトン市民後見人養成講座17日目を開催しました

活動報告 実施団体:おおいた成年後見権利擁護支援センター(略称:バトン)(認定特定非営利活動法人)

第3回バトン市民後見人養成講座、17日目を開催しました。
津久見市社会福祉班の神田徳さん、から「生活保護制度について」、
健康推進課の中津留茂雄さんから「医療保険制度について」医療費の仕組みや療養費、高額療養費、限度額適用認定証などを、
消費生活専門員の姫野るみさんから「消費生活における市民後見人の役割とは」と題して、契約のしくみと消費者トラブル、クーリングオフの仕組み、契約解除通知書の書き方などを、
真宗大谷派万春寺住職の陶山法水さんから「人間とは、その存在について理解する」、昔の人は年をとって何もできなくなっても、あるがままの自分を受け入れて、亡くなっていった。
現在社会では、頑張っている人、人の役に立てている人が生きやすい時代である。年をとって、病気になって、人の世話になって、税金まで使って生きているのは、悪いこと、恥ずかしいことと受け取られやすい。しかし、そんな社会は、いつか自分も排除される側になってしまう。
仏教の世界では、「自分の利益は他人の利益、他人の利益は自分の利益」という言葉があり、お互い念じあって生きていくことだそうです。
「福祉」という言葉は「しあわせ、しあわせ」という意味で、「人のために何かする、人から何かしてもらう、そういうことが自然にできる社会」という意味があるそうです。
後見活動において、制度や消費者被害について学ぶことは必要と毎年カリキュラムに入れていました。
後見人は、財産管理から身上保護(日常生活支援)重視へと転換しています。宗教観も人それぞれです。より良い支援につながるために、仏教とキリスト教の講義を今年は入れました。
被後見人の外国人が、増えていくことも予想されます。来年は、ヒンズー教や仏教もいろいろな宗派がありますので、組み入れていきたいと思います。
残りあとわずか(2回)頑張りましょう。

担当・お問い合わせ先

吉田 明美
住 所 〒875-0041 大分県 臼杵市 大字臼杵字洲崎72-126
電 話 0972-83-5930
FAX 0972-83-5930
E-mail info@osk-baton.com

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